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2000年12月31日

もくじ

 大学1回生の春(2001年の春)にロードに出会い、はや10年。ロードレースというものが多少は分かってきました。しかし、日本ではまだまだマイナースポーツ。そこで、少しでも多くの人にロードレース(ひいては自転車競技)に興味を持ってもらうため、このコーナーでは自転車競技の基礎知識を(ロードレースをメインに)紹介していきます。

            (自転車競技の基礎知識1)
              1. 自転車競技とは
              2. 自転車競技の種類
              3. 自転車の種類
                 (1)ピストレーサー
                 (2)ロードレーサー
                 (3)その他
              4. 自転車競技の敵

            (自転車競技の基礎知識2)
              5. トラックレース
                 (1)場所&種類
                 (2)短距離種目
                 (3)長距離種目

            (自転車競技の基礎知識3)
              6. ロードレース
                 (1)基本知識&レースの種類
                 (2)選手のタイプ
                 (3)ワンデイ・ロードレース
                 (4)タイムトライアルレース

            (自転車競技の基礎知識4)
                 (5)ステージレース



               引き続き執筆中


(注:すべての記事は経験と主観にもとづいており、情報の正確性および正当性は
   保証できません。

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2000年11月30日

1. 自転車競技とは

 自転車競技とは自転車を使った競技すべての総称です。自転車競技と言われて皆さん思い浮かべるのは競輪でしょうか。自転車選手といえば中野浩一氏、現役時代の世界戦スプリント10連覇記録は今でも破られていません。また、最近では、アテネで銀メダルをとったチーム・スプリントメンバーの1人、そして経済関係のテレビ番組にも出演している、長塚智広選手が有名です。
 しかし、お二人を含めた競輪選手は自転車選手の一部分にすぎません。また、「ケイリン」、「スプリント」、「チーム・スプリント」といった競技も自転車競技の1種類であるトラックレースのさらに一部にすぎません。
 次回は、その自転車競技の種類について説明します。

         ケイリンについてもっと知りたい人は
   ・日本自転車振興会 http://www.keirin.go.jp/
   ・長塚智広選手の公式ホームページ http://t-nagatsuka.net/

(注:すべての記事は経験と主観にもとづいており、情報の正確性および正当性は
   保証できません。

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2000年10月31日

2. 自転車競技の種類

 「ケイリンだけが自転車競技ではない」と言いましたが、では他にどんな種類の自転車競技があるのでしょうか。
 自転車競技を種類分けすると、以下の9種類(4と5をMTB、8と9をインドアとも言ったりします)に分けられるでしょう。使う自転車も1〜9で全部異なります。(自転車の種類については次回を参考に)

 1)トラックレース・・・皆さんご存知の競輪はトラックレースの1種類
             (ケイリン)にすぎません。 その他にも、
             スプリント、1km(500m)タイムトライアル、
             チーム・スプリント、個人追抜競走(4km or 3km)
             団体追抜競走(4km)、ポイントレース、
             マディソンetc...(その他「2人乗りの競技」から
             「バイクを使った競技」まで)などがあります。
           Pist.jpg

 2)ロードレース・・・・「ツール・ド・フランス」を聞いたことありません?
             一般公道で行う自転車レースがロードレースです。
      Road2.jpg

 3)シクロクロス・・・・自転車を使ったクロスカントリー・レースで、冬に
             おこなわれます。競技時間はだいたい男子1時間、
             女子30分で、ジャンプしたり自転車を担いだりしな
             がら、激坂・林間・砂場などを爆走します。
                            (経験なし)
           CX.jpg

 4)クロスカントリー・・オフロードをマウンテンバイクで全力疾走。かなり
             キツイらしいです。      (経験なし)
                  XC.jpg

 5)ダウンヒル・・・・・専用のダウンヒルバイクで、スキーのダウンヒル
             同様、崖としか思えない山道を命がけで下る競技。
             時間は短いながら、心拍数は最初からMAXらしい
             です。ロード出身の私には全く理解できない競技。
                            (経験なし)
           DH.jpg

 6)トライアル・・・・・バイクのトライアルから生まれたバイシクルのトライ
             アル。なんで止まれるの?なんでウイリーできるの?
             なんでジャンプできるの?なんで?なんで?なんで?
                            (経験なし)
                  Trial.jpg

 7)BMX・・・・・・・BMXはバイクモトクロスの略で、小さくカワイイ
             自転車ながら、ものすごいスピードで短いオフロード
             コースをかけ抜ける。バイクのモトクロスを想像して
             ください。          (経験なし)
           BMX.jpg

 8)サイクルサッカー・・8と9はレースじゃありません。私の理解を遥かに
             超えた競技です。サイクルサッカーは文字通り、
             (2対2で)自転車に乗りながらサッカーを
             しちゃう、100年以上の歴史を持つ競技です。
                            (経験なし)
           Cycle Ball.jpg

 9)サイクルフィギュア・自転車に乗りながら、見た目はフィギュアスケート。
             ハンドルの上に倒立など、想像を超えます。
                            (経験なし)
           Artistic.jpg

        1)と2)については後で詳しく説明します。
       写真は”Union Cycliste Internationale”(UCI)より

 さらに詳しく知りたい人は、
    ・日本自転車競技連盟(JCF) http://www.jcf.or.jp/jp2/index.html
    ・日本バイクトライアル連盟  http://www.kdm.co.jp/bju/
    (日本では、トライアル競技のみJCFの管理下にありません。)

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2000年09月30日

3. 自転車の種類(1)ピストレーサー

 さて、前回は自転車競技の種類について説明しましたが、今回からはそれぞれの競技で使われる自転車を紹介しましょう。

 1)トラックレース
 トラックレースで使われる自転車は、ピストレーサー(ピスト)と呼ばれます。ピストの1番の特徴は『固定ギア』&『ブレーキがないこと』です。「ブ、ブレーキがない!!」と、一般の人なら驚くはずです。最初は私もビビりました。しかし、本当にないのです。というのも、そちらの方が安全だからです。「バカな、ブレーキない方が危険に決まってるじゃん(やん)」と思いの方、よ〜く聞いてください。

 自転車競技の基本テクニックの1つに『ドラフティング』(注を参考)という技術があります。そのため、自転車レースでは、複数の選手が5cm〜50cmという超接近状態にいることがしばしば(いや、almost always)あります。そのような状況の中で、とつぜん前の選手(横or斜め前の選手)がブレーキをかけたらどうなるでしょう?とうぜん自転車同士がぶつかって転びますよね(=落車)。この落車、メチャクチャ痛いです。トップスピード状態(60〜70km/h)でコケた日にゃ、周りの選手を巻き込みながら20mくらいぶっ飛ぶでしょう(ブフーッ)。そこで、急に減速できないように、ピストにはブレーキがないのです。
 では、いかにして自転車を止めるのか?ただひたすら路面抵抗と空気抵抗(+α)が止めてくれるのを待つだけなのでしょうか? 否、その答えは『固定ギア』にあります。固定ギアとは、簡単に言えば「足と後輪の回転が常に連動している状態」のことをいいます。みなさんが普段乗っているママチャリは、走っている間に足を止めても車輪は回っていますよね?それは後輪にフリーというシステムがくっ付いているからです。これがなかったら大変です。走っている間は常に足を回していなければなりません。コーナーでも足を止めることは許されません。下りでは勝手に足が回されます。しかし、これを利用すれば、足の回し加減でゆっく〜り(じわじわ〜っと)ブレーキをかけることが可能なのです。こうしてピストではスピードをコントロールすることができるのです。



Anchor/pist

↑上の写真はブリヂストンサイクルのホームページより


前輪:このようにリム・スポーク・ニップルを一体化してしまったホイールをコン
   ポジットホイールとかバトンホイールといいます(おそらく...)
後輪:このようなホイールをディスクホイールといいます。←そのままですね。
素材:前輪・後輪の素材はともにカーボン(←最新ジャンボジェット機の素材もカ
   ーボン)。自転車界では現在さまざまなパーツの材料としてカーボン樹脂が
   使われています。
目的:ディスクやコンポジットホイールは、走行時の空気抵抗を軽減するために開
   発されました。



Miyata/pist.jpg


↑こちらは宮田工業のホームページより
(ピストフレームとフロントフォークのセット)


違い:ピスト用フレームとロード用フレームの大きな違いは、『ブレーキアーチ
   (ブレーキをつける場所)があるかどうか』と『リアエンド(後輪がはまる
   部分)の形の違い』です。



注)
・ドラフティング  :これはモータースポーツなどでもよく使われるテクニック
           です。高速で走る前の選手の直後に発生するスリップスト
           リームを使い、ラクをして走るテクニックをドラフティン
           グといいます。
・スリップストリーム:高速走行中の車両背後に気流の働きで生じる気圧の低い領
           域。空気抵抗が小さくなるため,追随車はより小さなパワ
           ーで走行できる。(from「goo国語辞典」)

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2000年09月29日

3. 自転車の種類(2)ロードレーサー

 前回はピストレーサーを紹介しましたが、今回はロードレースで使われるロードレーサーを紹介しましょう

 2)ロードレース
 ロードレーサーとピストレーサーは見た目が非常に良く似ています。だから、街でロードレーサーに乗っていても、「それ競輪の自転車?」と言われることが非常に多いです。しかし、一般道で走っているそれっぽい自転車の90%はロードです。一般道でピストに乗っている人なんて、本格的な自転車選手(競輪選手&ロード選手)とかなりマニアックな人ぐらいのものでしょう。では、ロードとピストは何が違うのでしょうか。

 まず、ロードにはブレーキがついています。一般道で乗るからにはブレーキがついていないと危なすぎです。当たり前ですね。
 ところで、一般道でピストに乗ってトレーニングすることを街道練習といいますが、このときピストにはブレーキがついています。「あれ、ピストにはブレーキがないんじゃないの?」と疑問に思われる方もいるかもしれません。たしかに、ピストにはもともとブレーキをつける部分がありません。ですが、いくら(競輪選手をはじめ)プロといえども、一般道でブレーキなしで走れるほど器用な(頭のネジが飛んだ)人はいないのです。そこで、別売りでピスト専用のブレーキというものが存在しています。これをつけることで安心して街道練習に行けるのです。(また、この他にロードピストという最初からブレーキをつけられるピストも存在しますが、持っている人は少ないでしょう。)

 次に違う点は、ロードは固定ギアではないということです。これも当たり前と言えば当たり前でしょう。コーナーで足を止められない、下りでは勝手に足が回る、といった状況では安心して下り坂を走れませんね。とても峠に練習などいけません(プロならピストでも行きますが)。ですから、ロードにはフリーがついています。

 そして、もっともピストと異なる点は、ロードには変速機がついているという点です。ピストは走りながら変速できません。ピストでギア比を変えようと思ったら、基本的には一度後輪をはずして、チェーンリング(足を回す場所についている大きい方のギア)か後輪のスプロケット(後輪についている小さい方のギア)を取り替えなくてはなりません。しかしこれでは、走っている途中にペースが上下しても、上り坂や下り坂であっても、常に同じギアを使わなければならず非常に不便です。そこで、ロードでは走りながら簡単に変速できるようになっているのです。

(おまけ:なぜピストは簡単に変速できないのでしょうか?)
 「不便ならピストでも変速できるようにすればいいのでは?」と思われる方もいるかもしれません。しかし、それはできません(と思います)。というのも、ピストは固定ギアだからです。固定ギアでは足の回転と後輪の回転が直結しています。そんな状況下でもし急に変速ができたら、変速したとたんに足の回転数が変わり、それに反応できずにバランスを崩すか足が壊れてしまうでしょう。だから、そもそもピストは変速機が取り付けられる構造にはなっていません。

Muur/road

↑上の写真はCYCLEWORLDのホームページ
http://www.cycleworld.jp/より


ハンドル部分についているブレーキレバーらしきものは、実は変速機能内蔵のブレーキレバーです。近年では、昔のようなダブルレバー(フレーム部分につける昔ながらの変速レバー)ではなく、変速機能内蔵のブレーキレバーが主流です。

Ravanello/road

↑上の写真はRAVANELLOのホームページより
(ロードフレームとフロントフォークのセット)


よーく見てください。ブレーキアーチは分かりませんが、リアエンドの形はピストフレームのとは微妙に違いますね。


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2000年09月28日

3. 自転車の種類(3)その他

 ピストレーサーとロードレーサーについては既に説明したので、今回はその他の競技で使われる自転車について説明していきたいところなのですが、しかし、私はピストとロード以外には乗ったことがなく、その他の自転車について詳しく知りません。説明できなくもないのですが、適当に書いたら怒られそうなので、やめておこうと思います。そのうち自分でも手を出すようになったら改めて紹介していきますので、それまでは他のサイトを参考にしてください。すみません。
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2000年08月31日

4. 自転車競技の敵

 今回は、自転車競技(主に「トラックレース」と「ロードレース」)の“敵”について考えてみましょう。自転車競技(主に「トラックレース」と「ロードレース」)の最大の敵は何なのでしょうか? その答えは【空気抵抗】です。モータースポーツや陸上競技、スケート競技、スキー競技などをしている人なら分かっていただけると思いますが、この【空気抵抗】ってのは、かなりの強敵なんです。みなさんわかっていただけましたか? はい、では今回はこれまで。

.
. .
. . .
. . . . . . . . . . . ??????? え!?

 はい、すみません。当然これでは納得できない人もいらっしゃいますね。では、【空気抵抗】をあまり意識したことのない人のために、どれだけ【空気抵抗】が強敵なのかを説明してみましょう。
 みなさん、車の窓から手や顔を出したことはありませんか? もしくはバイクに乗ったことありませんか? スピードが上がれば上がるほどものすごい空気のカベを感じますよね? 自転車でも同じくらいの空気のカベを感じます。「そんなオーバーな、たかが自転車でしょ!?」と思っているアナタ!!「たかが自転車」なんて思ってはいけません。少なくとも原付(制限速度は30km/hですよ)よりは自転車の方が速いです。トッププロであれば、50km/hオーバーで走り続けます。一瞬であれば80km/hは超えるでしょう。そして、下りであれば100km/hなんて楽勝です(←トッププロなら)。テクニカルなコーナーならバイクなんてぶっちぎってしまいます(←自転車とバイクのプロ同士のタイムアタックバトルが見てみたいですね)。だ、か、ら、自転車競技の【空気抵抗】も本当にすごいんですよ。

 で、この【空気抵抗】が選手の走り方に決定的な影響を与えるわけです。自分の前(1メートル以内)に他の選手が走っていたら、空気のカベはなくなります。前を走っている人が空気のカベを切って走ってくれるからです。この【空気抵抗】がなくなる空間を『スリップストリーム』、他人が作るスリップストリームを利用して楽に走るテクニックを『ドラフティング』(←「3. 自転車の種類(1)トラックレース」を参照)と言います。たとえ話をすると、前の人が頑張ってペダルを漕いでいる後ろで、(同等の力を持っていれば)鼻歌まじりで走ることが可能です。さらに、下り坂であれば、前の人がヨダレを垂らしながら全力で漕いでいる後ろで、足を止めながら鼻くそをほじったりもできちゃいます。

Hincapie


↑ George Hincapie (Discovery Channel) 選手 @ ”2005年 Tour de France”
空気抵抗を軽減するため、特別なヘルメット&ハンドル&ホイール etc...を使用。
写真は“cyclingnews.com/”(http://www.cyclingnews.com/)より


注)
 「トライアル」「サイクルサッカー」「サイクルフィギュア」には、当然【空気抵抗】など関係ありません(←レースではないのですから)。彼らに必要なのは、<バランス感覚>や<自転車操作テクニック>です。
 また、同じレースでも、「BMX」では<駆け引き>や<ライン取り>が、「ダウンヒル」は<ライン取り>や<自転車操作テクニック>が、【空気抵抗】より重要となってきます。同様に、「シクロクロス」や「クロスカントリー」においても、【空気抵抗】も関係ありますが、コーナーリングをはじめとした<自転車操作テクニック>が重要(←ダートを走るため)となってきます。


(注:すべての記事は経験と主観にもとづいており、情報の正確性および正当性は
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